【第7回サンダーポルト杯(チーム戦)】バンドリュラティハッサムガッサスイクン【優勝構築(個人5-0)】
8/30に行われたチーム戦で優勝した構築です。
かのぽけさんと共に、2連続優勝出来て素直に嬉しかったです。
(決勝まで二人共全勝でした。)
使用構築は以下の通りです。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
バンギラス | ナイト | エッジ | 地震 | 竜舞 | 身代わり |
ドリュウズ | 襷 | 地震 | 封じ | ステロ | 毒毒 |
ラティオス | メガネ | 流星群 | サイキネ | 波乗り | めざ炎 |
ハッサム | ナイト | バレパン | 蜻蛉 | 叩き | 羽休め |
キノガッサ | 毒毒玉 | 封じ | ビルド | 胞子 | 身代わり |
スイクン | ゴツメ | 熱湯 | こご風 | ミラコ | 吠える |
【個別解説】
バンギラス 性格:陽気 特性:砂起こし
実数値(配分):205(236)-158(28)-130-*-120-123(244)
サンダー、クレセリア、ポリゴン2などを起点に出来る強いポケモン。
ただ、1積み以上すること前提のポケモンだと思うので、
「起点を作ってから場に出す」ことを念頭に置いた立ち回りをするべきだと感じました。
配分は竜舞身代わりメガバンギのテンプレですので、火力、耐久面の考察は割愛します。
ドリュウズ 性格:陽気 特性:砂掻き
実数値(配分):185-187(252)-81(4)-*-85-154(252)
砂掻きなのに、ステロ要因かつ、毒撒き要因。
多分、「型破りでやれ」と思う人が多数だと思いますが、私はこの構築において型破りのメリットは無いと考えたため、砂掻きで採用しました。砂掻きは以下に示すメリットがあります。
・初手出し時に型破りの表示が出ないため、サポート型だと思われない
・最後の抜きエースとして使える場合もある
逆に、型破りは、
・マジックミラー無効
・頑丈の無効化
が主なメリットとなりますが、
・マジックミラーはそもそも個体数が少ないので意識するほどではない
・浮遊ポケモンに対しては毒を入れるor封じでバンギ、ガッサの起点を作れば良い
・レートでの頑丈は、ジバコイル、エアームド、ドンファンぐらいしかおらず、ジバコイルには有利、ドンファンはガッサの起点にする、エアームドはバンギの起点orラティ、スイクンで突破すればいい
と考えたため、砂掻きで採用しました。
補助役なので、出来る限り上を取れるように陽気AS。ガルーラの性格の判断にも使ってました。
最初は型破りで使用していましたが、砂掻きなら勝てたという試合が何回かあったため、このようなドリュウズが爆誕しました。
ラティオス 性格:臆病 特性:浮遊
実数値(配分):157(12)-*-101(4)-180(240)-131(4)-177(248)
よく†5世代の亡霊†とか言われてるポケモン。
確かに一貫性は取りにくくはなりましたが、有利対面さえ取れれば凄く強かったです。このパーティでは、3タテ率が1番高かったと思います。
上手くハッサムの蜻蛉から繋げられるかが鍵になるかと思います。
配分はCSベースちょっと耐久。このちょっと耐久に回したのが生きる場面が何故だか多かったです。
めざ炎ラティの場合、Sラインを下げて耐久に回すこともあると思いますが、このパーティでは、Sを下げると、3闘やゴウカザルなどの108族が非常にきつくなるので、下げられませんでした。
トリックが欲しいと思う場面よりも、波乗りとめざ炎両方欲しい場面の方が多かったので、技はこれで良かったと思います。
サイキネはショックと選択かと思いますが、威力10の差は大きいと考えたため、サイキネを採用しました。
ハッサム 性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
実数値(配分):175(236)-187(156)-120-*-115(116)-85
クッションかつ、軸となるポケモン。
抜きエースではなく、サイクルを回すことを重視しているので、技は3ウエポン+羽休め。
基本的には蜻蛉と叩きで削ることだけを考えて動かせばいいと思います。
バレパンは最後っ屁に打つぐらいの気持ちでいきましょう。
後出し出来るポケモンには積極的に後出しして削りにいけばいいですが、
ニンフィアやサーナイト対面では突っ張られた場合、蜻蛉が悪手となるので、叩きかバレパンを選択するべきだと思います。
ギルガルドにはキンシされようが、叩き連打でガッサでハメられるようにすべきです。
ワンパンK.O.だけは絶対に避ける立ち回りをしましょう。
構築的に、CSメガゲンガーがキツイため配分はメガ時のHDラインが、C222のシャドボをほぼ2耐え、残りAとしました。
始めはAにほとんど振らないかつ、性格も腕白や慎重を使っていたのですが、火力が欲しいと思うことが多かったので、意地っ張りにしました。
キノガッサ 性格:腕白 特性:ポイヒ
実数値(配分):147(92)-150-143(236)-*-80-113(180)
嵌めループに入れば負けることがほぼ無い最強ポケモン。
有利対面はもちろん、ドリュウズの封じ、スイクンのこご風からも展開可能。
胞子→身代わり→ビルド→・・・・・→封じ
で大体のポケモンを葬る。
ハメられると思ったら、上手くガッサ展開出来るように立ち回ればいいだけです。
配分は、意地っ張りメガガルーラの猫だまし1発目を身代わりがほぼ耐える(ダメージ:31~37)+S1downガブリアス抜き。
【勘違いしてる人がいるかもしれないので、補足】
「封じ後、最速ガブ抜きのS114に設定」としてる人がいますが、これは間違いです。
自分が上昇時は114で正解ですが、相手が下がる場合は2/3となるので、ガブリアスの場合は、169*2/3=112.666666・・・となり、S113で抜けます。
スイクン 性格:図太い 特性:プレッシャー
実数値(配分):207(252)-*-176(196)-110-135-113(60)
物理受けかつ、S操作要因。
物理に対して後出しし、熱湯で後続を火傷させられれば完璧です。(ガッサ選出時は別)
サンダーやニンフィア、サーナイトなどには、場合によっては突っ張り、ミラコで葬りさります。
もし、補助技をされた場合は吠えて起点にならないようにするor攻撃してくる読みミラコしましょう。(挑発瞑想サーナイトなんていないと信じたい)
ガルーラの雪崩で突破された場合は台パンしましょう。雪崩ガルーラガチアンチの人達と楽しくおしゃべり出来るようになります。
配分はHぶっぱ、Sがここ風後ガブ抜き、残りB。タイマンでガルーラに負けない様に、Bを削ってCに回してもいいと思います。
※雪崩ガルーラは知りません。台パンしましょう。
【基本選出】
勝ち筋としては、
メガバンギで舞う
ラティオスの一貫を取る
ガッサで嵌める
サイクルを回して、ハッサムorドリュorラティで抜いていく
こんな感じになると思います。
以上になります。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。
何か質問などがあればTwitter(@kirin_hira)にでもリプ飛ばしてください。